Letters to his family from a farther working abroad

Friday, July 31, 2009

Red and Green in Japan

Green

パパが日本にいた時、一緒(いっしょ)に植物園(しょくぶつえん)に行った時に撮った写真だよ。
この葉っぱは、なんていう名前の木の葉っぱなんだろうね?

Red

真っ赤なつつじも、奇麗(きれい)だったね。

Red on the Green

これは、何かの種(たね)だろうね。
赤い色もきれいだったけど、落ちていた種を手にとって観察(かんさつ)したことも覚えているかな。
この種の形は、羽根(はね)かプロペラみたいだね。きっと、遠くまで飛んで行くんだろうね。

Green

この写真は、パパが何枚も、新緑(しんりょく、春になって新しい葉っぱが出てきたころの緑のことだよ)の写真を撮ったものの一枚だよ。
たくさん撮ったんだけど、一枚しか気にいる写真はなかったよ。

そうそう、この時は誰かが「遠くに行きたい」ってわがままを言って、ママを困らせたよね。
結局、ママには待ってもらって、パパと一緒に遠くまで歩いたけど、パパがいない間は、そんなわがままを言っちゃだめだよ。
ママが困ってしまうからね。

わがままや悪いことをして、ママを困らせないでね。
そうしてくれたら、パパはうれしいよ。

じゃあね、喧嘩しちゃだめだよ。
ベランダにあるパパの木にも、ちゃんとお水をあげてね。
ばいば~い。 :)

Wednesday, July 29, 2009

Transports in Ethiopia

Trailer

エチオピアで見たフル・トレーラー・トラックだよ。
トラックの後ろに、もう一台トレーラーがついているよ。
とても大きいでしょ。

日本ではあまり見ないけど、ウガンダやエチオピアでは、良く見かけるよ。
内陸国(ないりくこく、海がない国のことだよ)で船が使えないから、生活(せいかつ)に必要(ひつよう)なものは全て、道路とか鉄道とかの陸路(りくろ)で運ばないといけないから、トラックが大きくなるんだろうね。
ウガンダには鉄道があったけど、エチオピアの鉄道は、首都(しゅと、国の中心地、日本は東京だよ)のアジス・アベバまで続いていないから、そうなるとトラックの輸送(ゆそう、物を運ぶこと)に頼ら(たよら)ないといけないんだね。



これは、こちらのバスだよ。
多分、長距離(ちょうきょり)バスだと思うよ。
屋根(やね)の上にまで荷物(にもつ)を積んでいるね。
鉄道がないから、旅行(りょこう)も、バスを使うしかないね。



また別のバスが来たよ。
このバスも、屋根の上に荷物を積んでいるね。
運転手(うんてんしゅ)さんに手を振ったら、手を振り返してくれたよ。
日本とは違って(ちがって)、のどかだね。

海がなくて、鉄道も途中で止まっているエチオピアでは、道路(どうろ)はとても大事なんだよ。
道路が途中(とちゅう)で切れてしまったら、海がある隣(となり)の国から、生活に必要な物資(ぶっし、物のことだよ)が入ってこなくなるからね。
ガソリンや軽油(ディーゼル用の燃料(ねんりょう)のことだよ)が入ってこなくなったら、車も動かないし、電気も止まってしまうね。
飛行機でも物は運べるけど、大量には運べないから、エチオピアの人たちにとっては、道路はとても大切なんだよ。

日本にとって大切なのは、船だよ。
日本はあまりにも多くの物を輸入(ゆにゅう、外国から物をもってくることだよ)して、輸出(ゆしゅつ、今度は外国に物を運ぶことだよ)しているから、船がなくなってしまったら、日本は大変だよ。
お米以外の食糧(しょくりょう)のほとんどは、輸入に頼っているから、ご飯が食べられなくなってしまうんだよ。

みんなの生活は、いろんな人たちが、物を作ったり物を運んだりして働く(はたらく)ことで支えられて(ささえられて)いるんだよ。
そういう人たちにも、感謝しなくちゃね。

じゃあね、ママの言うことをしっかり聞いて、良い子でいるんだよ。
乱暴(らんぼう)な言葉を使っちゃだめだからね。
ばいば~い。 :)

Sunday, July 26, 2009

Ruined Viaduct in Ethiopia

Ruined Viaduct

エチオピアで壊れた(こわれた)橋を見つけたよ。
この橋は、数十年前(すうじゅうねんまえ)に作られた橋だけど、もう壊れてからずいぶん時間がたつみたいだね。
イタリアが作った橋なんだけど、なんで壊れたんだと思う?

A bridge and a woman

壊れた橋の上を、地元の女の人が歩いて行ったよ。
この先は、橋が壊れている部分(ぶぶん)なんだけど、一体、どうするつもりなんだろうね?
この橋を見ていたら、地元の人たちが寄ってきたよ。
多分、アジア人が珍しいんだろうね。
いろいろと説明してくれようとしたけど、現地語(げんちご、その国のことば)だから判らなかったよ。

じゃあね、ママの言うことをちゃんと聞いて、良い子でいるんだよ。
乱暴(らんぼう)な言葉づかいをしちゃダメだよ。
乱暴な言葉を使うってことは、自分が弱いことの証(あかし、しょうめいのこと)だからね。

ばいば~い。 :)

Wednesday, July 22, 2009

Ethiopian Local Food

Ethiopian Orange

これは、エチオピアのミカン、と言うよりもオレンジだよ。
とっても酸っぱくて、パパにはとても食べられたものじゃなかったよ。
このミカンは、道端で女の子がお皿に何個か乗せて売っていたものだよ。
1個10円くらいだったかな?
エチオピアの物価からすると、とても高いね。


Injera - Ethiopian Traditional Cuisine

これは、インジェラ (Injera) といって、エチオピアの伝統的な(でんとうてきな、昔からある物のことだよ)食べ物だよ。エチオピアの人は、いつでもこれを食べるみたいだね。
薄茶色(うすちゃいろ)の、薄っぺらいホットケーキみたいなもので、いろんなものを巻いて食べるんだよ。
この薄っぺらいホットケーキみたいなものをインジェラと呼ぶみたいだね。
ちょっと酸っぱいらしいよ。
パパには食べる予定はないよ。


Sprite in Ethiopia

エチオピアやウガンダでは、お昼御飯の時にソーダを頼むのが習慣みたいで、パパもソーダを頼んだら、皮(かわ)をちょっとだけ剥いた(むいた)ライムのようなものが、コップに入ってきたよ。
ちょっと、美味しかったかな。

でも、日本のおいしいご飯に比べたら、もうひとつだね。
日本はおいしいご飯がたくさんある、とてもいいところだよ。
みんなの晩御飯は、今日は何だったのかな?
ご飯を作ってくれるママに、「ありがとう」って言うんだよ。

じゃあね、ママの言うことをよく聞いて、良い子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

Tuesday, July 21, 2009

Sprees and Ethiopian Traditional Coffee

Sprees

これ、何だと思う?
これは、Sprees(スプリース)と言う飲み物だよ。
パパはエチオピア来て初めて見たよ。
グラスの中の飲み物が、二つの層(そう)に分かれているよね。
これはなんと、紅茶とコーヒーなんだよ。
下の透明(とうめい)な部分(ぶぶん)が砂糖(さとう)の入った紅茶で、上の黒い部分はコーヒーだよ。
グラスに紅茶を入れてから、コーヒーを入れるみたいだけど、砂糖の入った紅茶のほうがコーヒーよりも重いから、コーヒーと紅茶がきれいに二層(にそう、二つの層のことだよ)に分かれるみたいだね。
でも、飲むときには、スプーンでコーヒーと紅茶を混ぜて飲むんだって。
パパはまだ、飲んでいないけどね。

Ethiopian traditional coffee

これは、コーヒーだね。
でも、エチオピアの伝統的な作り方で淹れた(いれた、コーヒーをつくることだよ)コーヒーなんだって。
なかなか、美味しかったよ。

A local woman serving coffee

こんな風に、コーヒーを淹れるんだね。
炭火で温めたお湯を使って、作っているよ。
いろんな国で、いろんなコーヒーの作り方があるんだね。
アルジェリアでは、エスプレッソ・マシンという機械(きかい)を使って、コーヒーをいれていたね。

じゃあね。
ママの言うことをよく聞いて、良い子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

Sunday, July 19, 2009

Manual Quarry

Manual Quarry

これ、なんの写真か判るかな?
木が一本もない山の斜面(しゃめん)が崩れて(くずれて)、大きな岩がごろごろしているね。
斜面の中腹(ちゅうふく、途中のことだよ)や、下のほうの岩の陰(かげ)に、とても小さくゴマ粒(つぶ)のように見えるのが、人だよ。

Manual Quarry

岩が崩れた急な斜面で、この人たちは一体、何をやっているんだと思う?
なんと、石を切り出して(きりだして)、石材(せきざい、石の材料のことだよ)を取っているところだよ。

Manual Quarry


足場(あしば)のわるい、急な斜面で、重い石を運ぶ仕事はとても危ない(あぶない)仕事(しごと)だね。
それに、石を運んでいるのは、女のひとばかりみたいだよ。
アフリカの女の人は、とてもきつい、男の人がするような仕事をするんだね。

この様子を見たときに、パパはとてもびっくりしたよ。
ヘルメットもかぶっていないし、靴もサンダルみたいなものを履いて(はいて)いるし、安全対策(あんぜんたいさく、安全に仕事をするための対策だよ)の発達(はったつ)した日本では考えられないような、状況(じょうきょう)だからね。

でも、この人たちは、こうやって危険な仕事をしないと、お金を稼げないんだね。

こうやって、急で足場の悪い山に登って石を切り出さなくても生活できる日本は、本当にいいところだよ。
日本に生まれたことはとても幸せなことなんだから、みんなは感謝(かんしゃ)したほうが良いよ。
「ありがとう」って、言うことはとても大切だよ。
もし言えなくても、心の中でいつもそう思っていることは、とても大切なことだよ。

おうちでお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりできることだって、すごいことなんだよ。
この前見せた写真みたいに、ご飯を作ったり体を洗ったりするための水を、長い坂道を上って家まで運ばないといけない子供たちもいるんだからね。

毎日、ご飯を食べられることや、学校で勉強できること、お風呂に入れることやテレビを見れること、とても小さなつまらないことや、そこにあって当たり前のことだって、「ありがとう」って、いつも思っておく方がいいよ。

その方が、毎日を楽しく過ごせるからね。

ママにも、ちゃんと、「ありがとう」って、いつも言うんだよ。言えないときには、心の中で思っておくんだよ。
もちろん、口に出して言う方がいいんだよ。

じゃあね。
ママの言うことをよく聞いて、いい子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

Saturday, July 18, 2009

Advice on Summar Vacation



日本で今年の春ごろに撮った写真だよ。
エチオピアは今は雨季で、花の写真は撮れないんだ。
それに、アルジェリアやウガンダで見たような花が多いし、街中(まちなか)でカメラを構え(かまえ)られるような場所(ばしょ)も、あまりないんだ。



これは、みんなで公園に散歩にでかけた帰りに、撮った写真だよ。
これも、春の花だね。

日本はもう夏だね。
蝉(せみ)の鳴き声が、頭の上から降りかかってくるような感じじゃない?
外で遊ぶ時には、熱中症(ねっちゅうしょう)に注意(ちゅうい)するんだよ。ちゃんと水筒(すいとう)で、お茶やお水を持って行くんだよ。

もう夏休みだと思うけど、学校や幼稚園がなくても、毎日なにかすることを決めて、毎日を楽しく過ごしてね。
毎日、なにか新しいことを体験(たいけん)したり、発見(はっけん)したり、学ぶことができたら、すばらしい夏休みになるよ。

そうそう、一日中、おうちにいても、喧嘩しちゃだめだよ。
仲良く過ごしてね。
そうしてくれたら、パパはうれしいよ。

じゃあね。
ママの言うことをよく聞いて、いい子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

Monday, July 6, 2009

Flowes in Japanese late spring



この花の写真、いつパパがとったか判るかい?
日本で撮ったんだよ~。



この花の写真は、摩耶山に行った帰りに撮ったものだよ。
きれいな花を見つけてパパが写真を撮っている間に、みんなどんどん歩いて行っちゃったから、パパは何度もおいてけぼりになったね~。



日本はもう、アジサイの季節かな?
もうずいぶん暑いだろうね。

暑い夏も、楽しく過ごしてね。
ママの言うことをよく聞いて、みんな、いい子でいるんだよ~。
ばいば~い。 :)

Sunday, July 5, 2009

Steep cliffs in Ethiopia

Cliff and Stones

急な崖(きゅうながけ)の上に、大きな石があるね~。
この石、いつか崖の下に落ちてくるかもしれないね。

Cliff and Stones

こっちの写真でも、急な崖の上に石がいっぱいのっているね。
この石も、地震(じしん)が起きたり、下の岩盤(がんばん)が崩れ落ち(くずれおち)たりしたら、崖の下に落ちてくるだろうね。

実際に、この辺りには、崖崩れ(がけくずれ)や落石(らくせき)がたくさんあるんだよ。

Overhung cliff

この崖の上の岩は、大きく崖の上に張り出して(はりだして)きていて、今にも落ちそうだね。
怖いねぇ。

でも、ちょっと考えてみてごらん。
崖の上の大きな石も、大きく張り出した岩も、いつも落ちてくるというわけじゃないよね。
石や岩が落ちてくるときに、その下にいたら大変な(たいへんな)ことになるけど、その時にその下にいなかったら、大変なことにはならないね。

いい事も、悪い事も、タイミングというものがあるんだよ。
そして、そのタイミングを引き寄せる(ひきよせる)のは、自分自身なんだよ。
それは、みんながいつも考えていることが、引き寄せるんだよ。
落ちそうな石を見て、落ちきたらどうしようと怖がっていたら、石は落ちてくるかもね。
でも、気にしなかったら、何も起きないだろうね。

まだ起きないことに対して、怖がる(こわがる)というのは、怖がっているものを引き寄せてしまうんだよ。
みんながもし、なにか悪いことをしてしまって、それを先生やママに怒られることを怖がって、いつもそのことを怖がっていたら、本当に先生やママに怒られてしまうよ。
それよりも、もし悪いことをしたら、怒られることを怖がらずに先生やママに正直(しょうじき)に言ったら、たぶん、そんなにひどくは怒られないだろうね。

怖がる代わりに、いつも楽しいことを考えてごらん。
なにかこれから始めようとすることや、挑戦(ちょうせん)しようとすることがうまくいったら、どれだけ楽しいだろうかと、考えてごらん。
何でも、最初はうまくいかないし、失敗(しっぱい、うまくいかないことだよ)するけど、それがうまくいったらどれだけ楽しくて、愉快(ゆかい、うれしいことだよ)かを思い浮かべて、失敗にめげずに挑戦し続けたら、思い浮かべた楽しいことが、本当になるんだよ。
そうしたら、とても楽しいよね。

怖がらずに、楽しいことを考えるんだよ。
怖いと思うことは、本当に損(そん)なことだからね。



崖の上に、鍾乳石(しょうにゅうせき、鍾乳洞(しょうにゅうどう)とかにある、石灰(せっかい)でできた「つらら」のことだよ)がぶら下がっているね。
でも、もう落ちてきて怖いなんて、思わないよね。

じゃあね。たのしい夢を見るんだよ。
いつも楽しいことを考えていたら、いい夢を見られるからね。

ママの言うことをよく聞いて、いい子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

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