Letters to his family from a farther working abroad

Wednesday, June 12, 2013

Children Beggars in Battambang, Cambodia

Children Beggers in Battambang

バッタンバンというカンボジア西部の都市(たしかプノンペンに次ぐ第二の都市だったかな?)で夕食を食べた時のこと。今回はドライバーと一緒に食事を取ったんだけど、メニューのオーダーはドライバーに任せておいたんだ。だって、パパはクメール料理(カンボジアの主な民族をクメールというんだよ)なんて、まったく判らないからね。

ドライバーは結構たくさん頼んだから、パパ達はご飯を残すことになったんだ。

すると、パパ達が食事を終えるのを待ちかねていたかのように、汚い服装をした子供がやってきて、パパ達が残した食事を指さして、ドライバーに目で訴えたんだよ。
「持っていけ」とでも言うような感じで、ドライバーが追い払うように手を振ったら、子供たちはあっという間にお皿を持って行ってしまったよ。

そして、貪るように残り物を食べ始めたんだ。上の写真がその様子だよ。

世界には、その日の食事に事欠くような貧しい子供たちが、まだまだ沢山いるんだよ。
発展途上国では子供の乞食はあまり珍しくないけど、カンボジアでは特に目立つね。
それに、食事をしているテーブルの横にまで子供の乞食がやってきて、「残り物をくれ」と頼まれたのは、カンボジアが初めてだったよ。


こういう出来事を見てしまうと、日本は良い国だと思うよ。
世界の多くの子供たちにとって、学校に行って一日中勉強できて、友達とも遊べて、ご飯を普通に食べられることは、実は素晴らしいことなんだよ。

じゃあね、ママの言うことをよく聞いて良い子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)

2 comments:

  1. 少年の虚ろな目がいろいろなことを語っていますね。とても考えさせられる記事と写真でした。

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  2. umibouzさま
    子供を出汁にしたbeggarは他の国でもよく見ましたが、子供が積極的に、食べるために施しを求めてきたのは、おそらく今回が初めてだと思います。
    知識層を根絶やしにして、200万人の国民を虐殺したツケはまだまだこの国を苦しめそうですね。

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