Letters to his family from a farther working abroad
Sunday, July 5, 2009
Steep cliffs in Ethiopia
急な崖(きゅうながけ)の上に、大きな石があるね~。
この石、いつか崖の下に落ちてくるかもしれないね。
こっちの写真でも、急な崖の上に石がいっぱいのっているね。
この石も、地震(じしん)が起きたり、下の岩盤(がんばん)が崩れ落ち(くずれおち)たりしたら、崖の下に落ちてくるだろうね。
実際に、この辺りには、崖崩れ(がけくずれ)や落石(らくせき)がたくさんあるんだよ。
この崖の上の岩は、大きく崖の上に張り出して(はりだして)きていて、今にも落ちそうだね。
怖いねぇ。
でも、ちょっと考えてみてごらん。
崖の上の大きな石も、大きく張り出した岩も、いつも落ちてくるというわけじゃないよね。
石や岩が落ちてくるときに、その下にいたら大変な(たいへんな)ことになるけど、その時にその下にいなかったら、大変なことにはならないね。
いい事も、悪い事も、タイミングというものがあるんだよ。
そして、そのタイミングを引き寄せる(ひきよせる)のは、自分自身なんだよ。
それは、みんながいつも考えていることが、引き寄せるんだよ。
落ちそうな石を見て、落ちきたらどうしようと怖がっていたら、石は落ちてくるかもね。
でも、気にしなかったら、何も起きないだろうね。
まだ起きないことに対して、怖がる(こわがる)というのは、怖がっているものを引き寄せてしまうんだよ。
みんながもし、なにか悪いことをしてしまって、それを先生やママに怒られることを怖がって、いつもそのことを怖がっていたら、本当に先生やママに怒られてしまうよ。
それよりも、もし悪いことをしたら、怒られることを怖がらずに先生やママに正直(しょうじき)に言ったら、たぶん、そんなにひどくは怒られないだろうね。
怖がる代わりに、いつも楽しいことを考えてごらん。
なにかこれから始めようとすることや、挑戦(ちょうせん)しようとすることがうまくいったら、どれだけ楽しいだろうかと、考えてごらん。
何でも、最初はうまくいかないし、失敗(しっぱい、うまくいかないことだよ)するけど、それがうまくいったらどれだけ楽しくて、愉快(ゆかい、うれしいことだよ)かを思い浮かべて、失敗にめげずに挑戦し続けたら、思い浮かべた楽しいことが、本当になるんだよ。
そうしたら、とても楽しいよね。
怖がらずに、楽しいことを考えるんだよ。
怖いと思うことは、本当に損(そん)なことだからね。
崖の上に、鍾乳石(しょうにゅうせき、鍾乳洞(しょうにゅうどう)とかにある、石灰(せっかい)でできた「つらら」のことだよ)がぶら下がっているね。
でも、もう落ちてきて怖いなんて、思わないよね。
じゃあね。たのしい夢を見るんだよ。
いつも楽しいことを考えていたら、いい夢を見られるからね。
ママの言うことをよく聞いて、いい子でいるんだよ。
ばいば~い。 :)
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